１　募集人数
　・3・4回生が混在していることが望ましいが、一方で、演習室の収容可能人数やゼミの運営の都合上、総枠最大25名前後が適当だと感じる。とりわけ今回からは、半期単位なので、多すぎると顔が覚えられない。4年間の実績も勘案して、3回生15名＋4回生7名前後＋オブザーバー若干名という人員構成を目標にする（平成15年度実績は、限界に挑戦して16名＋7名＋9名の32名。うち女子12名）。

２　開講日時
　・毎週水曜日5時限目。
　・ゼミの性質上、終了時間は定時ではない。今年度実績では、途中10分程度の休憩を挟んで、7時30分より前になることはほとんど皆無（15年度の最長は8時30分。8時を超えたのが3回）。各人のやむをえない事情によって早退を認めることはあるが、このゼミを選択する人は、水曜日夕方には予定を入れてはいけない。

３　ゼミのテーマ
　・民法の現代的な諸問題。
　・3回生の履修状況を考慮し、主として民法総則・物権法から報告者グループが任意にテーマを選ぶ。ここ数年の実績は、このホームページのゼミの項を参照。

４　ゼミの基本方針
　　①楽しく懇親しつつ勉強すること。
　　②ゼミの時間の内外を問わず積極的に発言し行動すること。
　　③理由なく休まないこと（事前の欠席連絡が不可欠）。
　　④答案やレポートは必ず期日に提出すること。
　　⑤相談等は気軽に、しかし原則としてメール等で予約して研究室に。

５　ゼミの進行方法
　・通常のゼミの進行は、次のとおり。2人ないし3人1組（平成15年度は3・4人）の報告班が、希望のテーマについて、1週間前に配布したレジュメを基に報告する。平成15年度は、報告が非常に詳しいうえ、鋭い意見や質問が多く、報告終了が6時30分頃になった。10分程度の休憩後、私もしくは報告班が準備した具体的設例を3～4グループで検討し、最後に全体で討論。私は、随時、修正・質問・補足説明・コメントをする。
　・定例の内容のほかには、模擬裁判風討論会・答案練習会・潮見ゼミとの対抗討論会等を行う。

６　ゼミ生の選抜方法
　・3回生・4回生とも成績と自己アピール文書の総合的判断による。
　・ここ数年の傾向で、第一希望の段階で定員を超えているので、第二希望以下では履修は不可能と予想され、自己アピール文を用意する必要はないだろう。
　・自己アピール文書は、ゼミへの応募資格であり、これを欠く場合には、成績優秀者でも不利益を受ける。
　・所定用紙　　B5横書き（ワープロ・パソコン使用可。その場合、40字×30行）。
　　　　　　　　　　枚数はとくに指定しない。平成15年度は非常に面白かった。
　・提出場所　　法経北館4階416号松岡研究室の扉に貼り付けた封筒
　・提出期限　　3回生－1月7日、4回生－1月20日
　・記載内容の例
　　　・松岡の民法ゼミを履修したいと思った動機。ゼミで何をやりたいか、民法のどこに興味を持つのか、なぜ松岡ゼミなのか、等々。
　　　・自己のこれまでの成績が芳しくなかったと自覚がある人は、反省を込めてその理由。そして、今後、そうした問題点を具体的にどういうふうに解消するつもりか（例：クラブ・同好会・アルバイト等で週＊＊時間はとられていて忙しかったが、来年度からやめるとか、週＊＊時間に活動を縮小する具体的計画があって、勉強に打ち込める態勢を整えるなど）。説得力がものを言う。
　　　・通常のゼミ活動以外（コンパ・旅行その他）などにつき、どういう考えをもってのぞむか。15年度ゼミは、合宿・旅行・ほぼ毎月のコンパ・ボーリング大会有。
　　　・その他、自分はこういう人間であるから、ぜひゼミに参加したいなどの、積極的アピール。文章が面白いのも考慮するが、ごますりは効かない。

７　オブザーバー決定と予備的打合せについて（重要）
　・ゼミの活性化の点で、単位に関係なく当ゼミに出たいという熱意がある者をオブザーバーとして数名参加を認める。
　・オブザーバーと正規のゼミ生の違いは、単位が出るか否かのみ。オブザーバーも均等に報告等の義務を負う反面、ゼミコンパ・旅行その他のゼミの行事に参加し、ゼミの運営につき等しく意見を述べる権利を保障する。
　・オブザーバーの参加の可否及び来年度ゼミのための予備的な打合せを2月の定期試験終了前後に行う。具体的期日は掲示とホームページで告知するので、注意すること。

８　連絡先
　・メール・アドレス　tbe00600@fc.ritsumei.ac.jp　または　TBE00600@nifty.ne.jp